全国建設研修センターは3月3日、2020年12月6日に実施した1級造園施工管理技術検定「実地」試験と、2020年11月15日に実施した2級造園施工管理技術検定「学科・実地」試験の合格者を発表した。1級実地、2級学科、2級実地のいずれの試験でも、合格率は前年度比を上回った。
合格率は41.0％／1級造園施工管理技術検定「実地」試験
全国10地区10会場で実施した1級造園施工管理技術検定「実地」試験には1,695人が受験、695人が合格、合格率は41.0％だった。前年度比では、受験者数は185人減、合格者数も49人減、合格率は1.4ポイント上昇した。
実地試験合格者の主な属性を見ると、勤務先別では知事許可造園が最も多く40.3％、次いで大臣許可造園の17.6％、知事許可その他の12.6％の順。年齢別では、35～39歳の20.3％、30～34歳の18.4％、40～44歳の18.0％、25～29歳の14.7％の順となった。男女別では男性が82.7％を占めた。
合格率は学科61.9％、実地43.0％／2級造園施工管理技術検定「学科・実地」試験
全国13地区18会場で実施した2級造園施工管理技術検定の「学科」試験には2,491人が受験、1,543人が合格、合格率は61.9％だった。前年度比では、受験者数が43人増、合格者数も296人増、合格率は11.0ポイントと大幅に上昇した。
同実地試験は、学科試験受験者に「実地のみ」の受験者を加えた2,531人が受験、1,089人が合格、合格率は43.0％。前年度比では、受験者数が298人減、合格者数は26人増、合格率は5.4ポイント上昇した。学科試験のみの合格者は919人だった。
実地試験合格者の主な属性を見ると、勤務先別では知事許可造園が最も多く54.7％、次いで知事許可その他の13.9％、大臣許可造園の13.5％の順。年齢別では、25～29歳の20.6％、35～39歳の15.8％、25歳未満の14.5％、30～34歳の13.4％、40～44歳の12.9％の順となった。男女別では男性が80.4％を占めた。
上記試験の結果と新制度となる2021年度の試験日程等は、全国建設研修センターのＨＰに公開されている。
http://www.jctc.jp/
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