11月15日(金)から18日(月)にかけて愛知県国際展示場(常滑市)など9会場で開催される「あいち技能五輪全国2019」(第57回技能五輪全国大会、主催:厚生労働省・中央職業能力開発協会・愛知県)の競技日程や各競技職種の課題などが順次公表されているが、「造園」職種の日程と課題も発表され、中央職業能力開発協会のホームページなどに掲載されている。
技能五輪は、原則23歳以下の青年技能者が同じ課題と条件で日本一を競う技能競技大会。造園職種の競技会場は小牧市総合運動場(小牧市大字上末3450-303)。11月16日から2日間、計10時間で、支給された材料や樹木、草花などを使って指定された区画内に石積み、敷石、植栽、柵、ベンチなどを仕様に従って施工し、施工図に示す庭園を作庭する。競技では施工技術に加えて、樹木や石に関する知識、空間構成力、デザイン力も含めた総合的な技能を競う。
競技会場には一般見学者も多く訪れて選手を応援するとともに、選手たちを間近で見ることができるので技能に対する理解を深めている。主催者は全会場での来場者数について、大会関係者を含み20万人以上を見込んでいる。
成績発表は18日に愛知県国際展示場で全職種一斉に行われ、上位入賞者には金・銀・銅のメダルがそれぞれ授与される。
なお、愛知県は来年の58回大会も連続して実施するとともに、15歳以上の障害者が技能を競う全国アビリンピックとも2年連続で同時開催する。
第57回技能五輪全国大会と第39回全国アビリンピックの詳細については以下の大会HPを参照。
http://aichi-gorin-abilym.jp/
競技職種の日程や課題などについては、中央職業能力開発協会の技能五輪全国大会のHPを参照。
https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/zenkoku/