時代考証家の山田順子氏を招き「江戸庶民の庭」をテーマに特別講演会を開催/日本エクステリア学会

江戸時代には庶民の庭は存在しなかったのだろうか。また、あったとすればどのような庭で、どのように利用されていたのかーー「江戸時代の庶民の生活の庭、町家の中のエクステリア」をテーマとして調査活動を行っている日本エクステリア学会(吉田克己理事長)の歴史委員会は、その活動の一環として山田順子氏をゲストに向かえた特別講演会「江戸噺 江戸庶民の庭」を開催する。山田氏は『江戸グルメ誕生-時代考証で見る江戸の味』(講談社、2010)など江戸時代をテーマとした著作も多く、TVなどの時代劇の時代考証を手がけている。江戸の庶民が、生活の中で様々な植物を育て楽しみ、世界に誇る園芸文化をつくりだしていることは知られているが、庶民の庭についてはほどんど知られていない。庭園史に書かれなかった、下級武士や町民の庭について同委員会ではパネルディスカッションなどを交えて探っていく。

日時は10月29日(火)17時30分より。会場は東京・江東区の清澄庭園大正記念館。参加費は1000円、定員は100名(先着順)。

なお、オプショナル企画として15時から深川江戸資料館と清澄庭園の見学会も行う。

講演会の内容と申込み方法の詳細は以下の日本エクステリア学会のHPを参照。

http://es-j.net/releases/view/00056

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