照明や環境エクステリアアイテムをIoT化してGEMSを拡張/タカショー、ミサワホーム総合研究所と共同開発
GEMSイメージ(左)とタカショーガーデン&エクステリアフェア2019(7月25日~26日、東京流通センター)で展示されたGEMS

タカショー(和歌山県南海市、高岡伸夫社長)の照明事業を担うタカショーデジテック(同、古澤良裕社長)はGEMS(Garden Energy Management System)を拡張展開する。同社の屋外照明ローボルトシステムにGEMSコーディネーターを組み入れることでIoT化を実現、10月より販売する。さらに、ミサワホームグループのシンクタンクであるミサワホーム総合研究所(東京都杉並区、千原勝幸社長)と共同で、環境エクステリアアイテム「ドリップルーバー」のGEMSを活用した自動コントロールシステムを開発、10月よりミサワホームから全国(沖縄県を除く)で発売する。

地域の気象情報などと連動してコントール

GEMSはHEMS(Home Energy Management System)と同様に、ガーデン、エクステリアにもIoTテクノロジーを活用して快適な屋外空間を演出するタカショーのIoTコンセプトであり、2017年に第一弾としてネットワークカメラ『LEDIUS Cam(レディアスカム)』を発売している。今回、屋外照明とドリップルーバーが加わり、全てをGEMSアプリケーションによりスマートフォンで遠隔操作することが可能になるだけでなく、住まいの地域の気象情報、日の出・日の入り情報と連動した自動点灯・消灯のコントロールや演出が行える。既設のローボルトライトも、GEMSコーディネーターとGEMSスイッチャーに接続することでコントロールが可能となる。

IoT屋外照明ローボルトシステムの点灯・消灯のイメージ(左)とGEMSアプリによる演出設定のイメージ(右)

打ち水効果をIoT化

ドリップルーバーは2017年にミサワホームが開発したもので、アルミ素材のルーバーに上からゆっくりと水をしたらせることで蒸発冷却効果を利用し、周辺に高い打ち水効果を生み出す。水で濡れたルーバーパネルを通り抜ける風が自然の涼しさをもたらすほか、水がしたたり落ちる様子は視覚的な涼感も演出する。

散水はこれまでタイマーで設定した時間に行っていたが、GEMS活用により気温や湿度、風速を考慮した最適なタイミングで行えるようになる。これは、ミサワホーム総合研究所による地域の気候や風土を踏まえた設計手法「微気候デザイン」のノウハウを活かしている。既に設置済みのドリップルーバーにも適用させることができる。

ドリップルーバーのイメージ(左)と開穴設計で冷却効果を引き出すアルミ素材のルーバー(右、タカショーガーデン&エクステリア2019での展示)

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