建築家と造園家の交流を特集した『MILE STONE vol.5』を発行/竹藤商店
中央が表紙。表紙写真は信州花フェスタ2019「信州の庭」ガーデンショーの銀賞作品(佐橋造園)

造園業者向けの石材、輸入建材、庭・ガーデニング資材に関する総合商社の竹藤商店(愛知県小牧市、秦野利基社長)は、情報誌『造園資材館 MILE STONE(マイルストーン)vol.5』を725日に発行した。この情報誌は造園業界の発展に向けた「道しるべ」をつくることを目的に、年1回・毎年7月末頃に発行。同社と取引実績のある造園・エクステリア建材店・建設業者など約2,800社に送付している。

建築家と造園家の協働は不可欠

5冊目となる今号の特集は「建築家と造園家をつなぐ架け橋を目指して」と題し、同社の造園資材館で開催したイベント「建築家と造園家の交流会」のレポートと、吉元学氏(吉は“土”の下に“口”[以下同]、建築家)、鈴木富幸氏(造園家)と秦野社長による座談会を掲載している。座談会では「庭なしで日本の住宅建築を語ることはできません」(吉元氏)、「庭を追及していくと、やはり家との関係は切っても切り離せません」(鈴木氏)と共通の認識に立ちながら、現代の家づくり、庭づくりにおける課題などについて意見を交わしている。

竹藤商店・造園資材館では201811月より年2回のペースで「建築家と造園家の交流会」を開催し、気軽にお互いが知り合うことのできる機会を提供している。座談会で秦野社長は「今後も定期的にイベントの開催を予定しています」と述べ、交流の場の継続だけではなく、建築家と造園家にとってお互いにメリットがある企画を構想していることなども語った。

同誌では特集のほか、「石のふるさとを訪ねて」ではスコットランドの玉石を産出する鉱山をレポート、「庭づくりを支える名脇役たち」として堆肥の役割を紹介している。

なお、竹藤商店では同誌のPDF版を8月末頃にアップロードする予定。送付を希望する場合は、同社まで連絡を。連絡先は下記の通り。

竹藤商店・造園資材館

TEL:0568-77-2321 FAX0568-77-0117

e-mail info@zouenshizaikan.jp

https://www.zouenshizaikan.jp

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