YKK AP(東京都千代田区、堀秀充社長)は、大型化・広域化する台風や突然の大雪へ備えるため、高強度「T6アルミニウム合金」を採用した「アリュースZ」シリーズと「エフルージュ Z FIRST」を新発売した。両商品ともに、部材にあらかじめ止水材を添付することで、本体のみの施工では現地でのシーリングを不要とするなど施工の簡易化を図っている。
「アリュース Z」シリーズは、耐風性能42m/s (自社基準)のアール型屋根カーポートをリニューアルしたもの。「エフルージュ Z FIRST」はフラット型屋根カーポート。ともに、より強くなった柱と梁によって、耐風性能42m/sを維持しながら、片側支持柱本数を全サイズ2本にした。耐積雪性能は、従来品の20cm相当から25cm相当に向上させている。
施工の簡易化では、工場で母屋に緩衝材を貼り付けることで部品取付工程を削減、部材本数も少なくした。オプションのサイドパネルには「間柱レス」を追加し、土間コンクリートのカット、基礎の掘削やコンクリート打設などが不要の仕様を設けた。
部材標準販売価格は、「アリュ―スZ」(片側支持1台用)が 282,800 円(奥行5,052×間口2,699×高さ2,355mmタイプ、消費税、現場搬入費、組立施工費等は含まず)。「エフルージュ Z FIRST」(片側支持1台用)が292,100 円(奥行5,052×間口2,724×高さ2,355mmタイプ、消費税、現場搬入費、組立施工費等は含まず)。
同商品は、以下の同社WEB 展示会「PRODUCTS PARK 2021」で詳しく紹介している。
https://www.ykkap.co.jp/consumer/satellite/sp/productspark/
YKK APについては以下から。