庭NIWA No.222 2016春号 新たな集いの場 寺院の庭

寺院の庭は、宗派や地理的環境、たどってきた歴史により庭としての表れ方は異なるが、そもそもの役割を探れば、地域コミュニティを創出する場であり、人を呼ぶ環境的要素を持ってきた面もある。本特集では、新たな風景をつくることで人を呼ぶ、コミュニティの場を形成している、本来の寺院の在り方を再考した現代の寺院の庭を紹介する。

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目次

特集 新たな集いの場 寺院の庭
□庭の造形から境内の佇まいへ ~現代の宗教施設とランドスケープ 宮城俊作
□五台山 竹林寺境内「めぐりのもり」 造園計画・設計=尼﨑博正 現場監理=アトリエ マスタバ/前田哲男
□医王山 世尊院 安養寺客殿庭園 造園=庭良
□壬生寺庭園 修理=片山造園
□東長寺 檀信徒会館 文由閣 造園設計=ヒュマス/霜田亮祐、高沖 哉 造園施工=笹隈造園、仲田種苗園
□真光寺 樹林葬墓苑 造園設計=ヒュマス/霜田亮祐、高沖 哉、地球工作所 造園施工=仲田種苗園、山田石材
□お寺の本音を聞いてみた 現代の仏教と寺院

新たな集いの場 人を呼ぶ集いの場としての庭
□茶室「泥深庵」お披露目茶会
□北海道ガーデンショー2015大雪
□日比谷公園ガーデニングショー2015
□全国都市緑化あいちフェア

美×技
瑠璃庵の庭 造園=作庭処廣瀬

 

連載
□名庭園のある景色 箱根美術館と神仙郷の庭園
□作庭に役立つ素材と技術 家族とゲストを出迎える門柱・門袖
□庭師を支える匠の技 道心斎正行の玄能と山桜柄
□現場で役立つ 職人の知恵と技術 竹垣編 重森三玲の文字垣
□伝統の守り方 若女将奮闘記 舛之矢/西村 舞さんインタビュー
□植木専門家に聞く植栽講座「苔」

名庭園のある景色 
箱根美術館と神仙郷の庭園
NIWA INTERVIEW
盆栽の「価格」ではなく「価値」を上げたい。 盆栽師 平尾成志 氏

NIWA COLUMN
□みどりの力 「緑のキキメ」を伝道しましょう
□時代の気分 暮らし方を変えるモノとの出会い方・買い方・持ち方
NIWA REPORT
波乱づくめとなったブラジル大会 第43回技能五輪国際大会 井上花子
自作を通して仕事の領域と魅力を語る 第3回 庭NIWAシンポジウム「庭の未来へ」

編集・neuf(澤田忍)
判型:A4変判
頁数:120
定価:本体2,400円+税
発行年月:2016/1

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