国宝「如庵」を有する 「日本庭園 有楽苑」リニューアル

愛知・犬山市にある「日本庭園 有楽苑」は、国宝茶室「如庵」及び重要文化財「旧正伝院書院」の調査・改修工事のため、2019年から休苑していたが、3月1日に再開した。有楽苑は、織田信長の実弟である茶人・織田有楽斎により建立され、国宝茶席三名席の一つである「如庵」、有楽斎の隠居所で長谷川等伯や狩野山雪による襖絵が保存されている「旧正伝院書院」などを1972年に移築した庭園。移築は堀口捨己が指揮し、庭園も手掛けている。

他にも、三井家が所有していた武家屋敷の門「岩栖門」、織田家菩提寺に残された唐門「徳源寺唐門」、古図を元に復元された「元庵」、中村昌生氏が手掛けた「弘庵」など、見どころが多い。

 

日本庭園 有楽苑

所在地=愛知県犬山市犬山御門先1 開苑時間=9:30~17:00(入苑は16:30まで)

リニューアル=2022年3月1日 入苑料=大人1200円

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