中島康裕氏・奥野真一氏・布川和宏氏(住友林業緑化)の「switchする邸園」がグランプリに輝く/第8回JEGデザインコンテスト

大手住宅メーカーと外構部門のグループ企業8社が共同運営する住宅エクステリアガーデン研究会(JEG、川端一彦会長[ナテックス])は11月8日、「第8回JEGデザインコンテスト2021 プレゼンテーション大会」を東京・練馬文化センターで開催した。6部門各3作品、全18作品のプレゼンテーションが行われ、グランプリには住友林業緑化の中島康裕氏・奥野真一氏・布川和宏氏による「switchする邸園  “建築との一体提案が生み出す庭のストーリー”」が選出された(下写真)。


〈応募1029作品の中から6部門の各最優秀賞を決定〉
JEGデザインコンテストは2019年まで毎年開催してきたが、昨年はコロナ禍のため中止しており、今回は2年振りの開催となった。共同運営している8社(AJEX、ウィズガーデン、住友林業緑化、積水ハウス/積和建設神奈川、大和ハウス工業、東京セキスイハイム/東京セキスイファミエス、ナテックス、三井ホーム/三井ホームエンジニアリング)から作品を募集、社内選考による1次審査、各社からの代表審査員による2次審査を経て入賞作品を決定している。今回は1029作品の応募の中から6部門で計18作品が入賞。入賞作品のプレゼンテーション(5分間の動画放映)が8日に行われ、当日審査で各部門の最優秀賞とグランプリを決定した(山口正明審査委員長[大和ハウス工業])。グランプリ作品は「庭・ガーデン部門」の最優秀賞であった。
「庭・ガーデン部門」以外の各部門の最優秀作品と新人賞は以下の通り(敬称略)。
●プレミアムエクステリア部門最優秀賞:「連なる壁の家」船山淳(大和ハウス工業)
●ハイクラスエクステリア部門最優秀賞:「石積みに添う」岡野和義(住友林業緑化」)
●スタンダードエクステリア部門最優秀賞:「Small is More ~小さな空間に豊かに住まう~」岡野和義(住友林業緑化)、近藤大地(住友林業)
●リフォーム部門最優秀賞:「変える、変えない、変わる」永井友佳子(東京セキスイファミエス)
●街並み・集合住宅部門最優秀賞:「Ermitage cour  — 中庭から始まる未来の子供たちへの物語 ―」輿水真利子、安藤博(積水ハウス)

●新人賞(30歳以下で、エクステリアデザイン歴5年以下の若手デザイナーが対象):「ゲートのある2棟建てヘーベルメゾン」金子遥(AJEX)。

JEGおよびJEGデザインコンテスト2021に関する詳細は以下のサイト参照

http://jeg-design.com/index.html

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