気象情報と連動し水やりを最適化する潅水システム/庭のIoTシステム「GEMS」を拡張/タカショー

タカショー(和歌山県海南市、高岡伸夫社長)と、照明事業を担うタカショーデジテック(同、古澤良祐社長)は2017年より展開している庭のIoTシステム「GEMS®(ジェムス、Garden Energy Management System®)」の機能を拡張し、気象情報と連動することで植物に最適な水やりを自動で行える「潅水システム」を発売した。登録した設置場所の緯度経度情報から気象情報を自動で取得し、天候や気温など指定した条件をもとに自動で判断するので、不要な水やりを行わない。また、日の出・日の入り時刻も自動取得するため、季節で変わるこれらの時刻をもとにした水やり時刻の設定も可能。さらに、多量の水を好む植物には1日に複数回の水やりや、乾燥を好む植物には隔日や曜日ごとの水やりなど、植物に応じて設定できる。

GEMS®は、庭の様々なアイテムをネットワークでつなぎ、IoT化することで、より快適で使いやすい庭を提案するシステム。ライト、ウォータールーバー、カメラ、スピーカー、ヒーターなどをリンクさせ、空間の演出や快適性の向上、防犯機能をスマホから操作できる。各機器はローボルトシステムで接続ができるので、屋外でも安全で簡単に接続が可能。事業者にも扱いやすく、既にローボルトライトを設置している庭への提案も可能にする。

潅水システムの機能拡張に合わせて、ホースからの水を制御するウォーターバルブスイッチとポンプ部品のセットや、散水のための部材を新たに発売。自動運転の潅水システムが同社で揃うようになった。

詳細は以下のGEMS®「潅水システム」特設サイトを参照。
https://takasho-digitec.jp/gems/watering

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