金戒光明寺・浄住寺の庭園・参道などを11月より順次公開/2020年「京都 秋の特別公開」
写真左から金戒光明寺庭園、浄住寺参道、金戒光明寺山門の楼上内部天井の「蟠龍図」

京都市と京都市観光協会は、 通常非公開の文化財や紅葉の映える庭園を公開する「秋の特別公開」を11月13日より順次実施する。 今年は、 金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)、 浄住寺(じょうじゅうじ)を公開。特別公開される金戒光明寺庭園は、法然の生涯と浄土宗の広がりを枯山水で表現した庭園「紫雲の庭」(作庭:植彌加藤造園)と、 鮮やかな紅葉と池が見事に調和した回遊式庭園。また、 運慶の作と伝わる文殊菩薩像や、 遣唐使・吉備真備ゆかりの吉備観音像(重文)、 伊藤若冲筆「群鶏図押絵貼屏風」などの寺宝特別展示も行う。
今年の公開は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、 事前予約による受け入れ人数の制限を設けている。なお、 予約がない場合でも、空きがあれば入場可能。予約は個人・団体ともインターネットから行うことができる。

公開期間と詳細に関しては、以下の予約サイトを参照。
■金戒光明寺~紅葉の映える庭園や山門からの絶景~
公開期間:11月13日(金)~12月6日(日)
事前予約優先 15分間隔(各時間帯最大35名まで)
予約サイト: https://ja.kyoto.travel/event/single.php?event_id=3981
■浄住寺~美しい紅葉の参道と黄檗建築~
公開期間:11月21日(土)~12月6日(日)
事前予約優先 15分間隔(各時間帯最大35名まで)
予約サイト: https://ja.kyoto.travel/event/single.php?event_id=3982

なお、見学する際には、アルコール消毒やマスクの着用、 人と人の距離を充分にとることなどのほか、従来靴を脱いで見学をする施設等では、 環境負荷軽減と新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から「マイくつ袋」の持参(袋がない場合は、複数回の利用が可能な紙袋を有償で販売)が必要となる。

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