2020年(第14回)みどりの学術賞を受賞した福田裕穗(東京大学理事・副学長、東京大学名誉教授)、中瀨勳(兵庫県立人と自然の博物館館長、兵庫県立淡路景観園芸学校学長、兵庫県立大学名誉教授)の両氏によるトークイベントが10 月18 日と11 月7 日にオンライン配信される(内閣府と日本科学未来館の共催)。
みどりの学術賞は、植物、森林、緑地、造園、自然保護等に関する研究や技術開発など、「みどり」に関する学術上の顕著な功績のあった個人に対し内閣総理大臣が授与し、その功績を讃えるもの。今回は「植物の木質形成機構の解明とバイオマス利用基盤の構築」に関する功績で福田裕穗氏、「災害復興や多自然居住地域創生のためのみどりを通じたコミュニティ形成に関わる理論の構築とその実践」に関する功績で中瀨勳氏が受賞した(3月16日発表)。
トークイベントの視聴は申込み不要。プログラムは以下の通り。視聴方法と配信アドレスは決まり次第、以下の日本科学未来館イベントページで告知する。
https://www.miraikan.jst.go.jp/events/
●プログラム1
福田裕穗氏
「植物に問いかけよう!いったいどうなっている?変幻自在な体のしくみ」
日時:10月18日14時30分~15時30分
概要:研究業績の紹介を通し、研究に取り組むうえで重要となる点や、現代社会における植物の基礎研究とその応用の重要性について
※質疑を行う参加者を9月17日17時まで募集。抽選で小学生高学年以上を対象とし、抽選で6人が選ばれる。応募は以下の日本科学未来館イベントページから。
https://www.miraikan.jst.go.jp/events/
●プログラム2
中瀨勳氏
「みどりでつくる、人とまち」
日時:11月7日14時30分~15時30分
概要:地域の自然の特徴を知ることを通して学ぶ、身近なみどりの特徴とその重要性や、災害とみどりの関係を通して学ぶ、普遍的なみどりの価値や生物とみどりの関わりについて
※ 兵庫県立人と自然の博物館との共催イベントとなる。
なお、今回の受賞者の功績などについては、以下の国土交通省HPを参照。
https://www.mlit.go.jp/report/press/toshi10_hh_000339.html