文化財に関する資金調達と先端技術活用のハンドブックを発行・公開/文化庁
左:『文化財保護のための資金調達ハンドブック』、右:『先端技術による文化財活用ハンドブック』

文化庁地域文化創生本部は、全国の自治体担当者や文化財所有者などに向けた文化財保護のための資金調達方策および先端技術による文化財活用の方法と事例を掲載したハンドブックをそれぞれ作成した。この2冊のハンドブックは文化庁ホームページで公開するとともに、全国の自治体や文化財所有者などに配布する。

クラウドファンディングやふるさと納税など、文化財保護のための様々な資金調達の方策を全国各地の事例とともに紹介しているのが『部下材保護のための資金調達ハンドブック』。五風荘(大阪府岸和田市)の主屋・庭園は「指定管理者制度の収入による文化財の継承」として、常栄寺庭園(山口県山口市)は「会員組織を設立し雪舟ゆかりの庭を守る」として紹介されている。

VR[Virtual Reality、仮想現実(感)]やAR[Augmented Reality、拡張現実(感)]、高精細デジタルアーカイブ、位置情報測定システムなどの情報加工・伝達技術を活用した事例を紹介しているのは『先端技術による文化財活用ハンドブック』。ダイジェスト版、本編版の2つを用意した。

ハンドブックの掲載サイトは以下から
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/chiho/sosei_honbu/92099502.html

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